お釈迦様いわく「生きることは苦である」。
『生きることは,「苦」である』がデフォルト設定なんですよねぃ。
なので,生きることが,苦しいのは,当然のことだと思ったりします。
「生きることは苦である」ことを大前提として,知恵を絞って,何とかやり過ごすことが,大切だと思ったりします。
「生きることは苦である」なので,「生きるのがしんどい」「消えてなくなりたい」と感じるのは,すこぶる当然なことです。
「犬は犬だ」「赤は赤だ」と言っているようなものです。
もちろん,人は弱い生き物なので,弱音を吐くこともあると思います。
オイラも,「このまま働き続けるの,マジしんどい」「生まれてこないことが,一番の幸せだ」とよく思います。
でも,それは,「犬は犬だ」と言っているようなものなので,面白みに欠けます。
高杉晋作(+野村望東尼)が下記の辞世の句を残しております。
おもしろき こともなき世を(に) おもしろく すみなすものは 心なりけり
すみなす(住み成す):自分の思うように住む
なりけり:気づきの意味。「~なこどだなあ」
こともなき世「を」「に」の2つの説があります。
現代語訳:
面白いこともない世の中を面白く過ごすのには心次第なんだよなあ。
「何事も自分の考え方次第」と言ってしまえば,何億回も擦られているようなことなので,ウンザリしている人もいるかと思います。
でも,「物事の本質」って,割と,こゆ当たり前のことなんぢゃね?と思ったりします。
傍から見ていると,自分から進んで不幸になっているんぢゃね?と感じることも少なくないです。
e.g. だめんずにハマったり――オイラは,そゆダメ男が羨ましかったりするのだけれどもwwwwwww。
オイラが言いたかったことは,生きることは,「苦」であることがデフォルト設定なので,知恵や方便を使って,人生をやり過ごしましょうよ!ということです。
まぁ,言うのは簡単なのだけれども,実行するのが難しいのは重々承知です。
オイラの卑近な例に転用してみます。
勉強するの,マジしんどい,つらい。
やる気が出ない。
でも,やる気がでないのがデフォルト設定。
あれこれ試行錯誤して,勉強に面白みを見出して,継続することが大切だよね!
うん,確かに言うのは簡単だ。
でも,実行するのは難しい。
多くの人が挫折していますからねぃ。
知恵や方便を使って,うまくやりすごせると,色んなところに差が生じるのかなぁ…と思ったりします。
今までの話をぶち壊してしまうかもしれないけれども,世の中ってすげぃ不条理なので,やぱり,それでもどうにもならないことってあると思います。
そゆときは,やれることをやれるだけやって,後は運を天に任せるほかありません。
ただ,まぁ,それでも,キレイごとを言うと,どんな状況でも,希望を見出すことが可能な場合もあります――すげぃ難しいけど。
「あなたが経験したことは、この世のどんな力も奪えない」わたしたちが過去の充実した生活のなか、豊かな経験のなかで実現し、心の宝物としていることは、なにもだれにも奪えないのだ。そしてわたしは最後に、生きることを意味で満たすさまざまな可能性について語った。わたしは仲間たちに語った。人間が生きることには、つねに、どんな状態でも、意味がある、この存在することの無限の意味は苦しむことと死ぬことを、苦と死をもふくむのだ、とわたしは語った。
それぢゃね!