はやく真人間になりたいよぅ(仮)

ゆるミニマリストの元ヒキニートが真人間になるためのブログ@oekakids

『君に友だちはいらない』(瀧本哲史,講談社,2013)

結論

結論は下記のとおり。

「友だち」はいらない。「仲間」が必要だ。

 

君に友だちはいらない。必要なのは…夢を語り合うだけの「友だち」はあなたにはいらない。

あなたに今必要なのは、ともに試練を乗り越え、ひとつの目的に向かって突き進んでいく「仲間」だ。(p322)

 

備忘録

面白かったので書き残しておく。

オイラも概ね同意する。

 

天動説が消えたのはなぜか

天動説が棄てられ、地動説が受け容れられたのは、天動説の支持者が論破されたからではなかった。

主流をなしていた天動説支持者のほとんどは「地球が世の中の中心である」ということを心の底から信じて、この世を去っていったのだ。それならばどうして、天動説はあるときから見捨てられたのか。

(中略)

天動説の支持者のほとんどが死に絶えて、新しい世代のほとんどの人が「天動説なんて非科学的な考え方を支持するヤツは、頭がおかしいんじゃね?」と思うようになったからなのだ。(p33)

 

世の中を変えるのは「世代交代」

大きな世の中のパラダイム・シフトというのは、「世代交代が引き起こす」ということである。

古いパラダイムを信じている前の世代を説得して意見を変えさせるのは、不可能であるし、それに労力を注ぐのは時間の無駄ということだ。

自分たちの信じる新しいパラダイム、必要とされるパラダイムの信奉者を、少しずつ増やしていくこと。

そうやって「仲間」をつくっていくうちに、いずれ旧世代は死に絶えて、新たなパラダイムの時代となるのである。(p34)

 

それぢゃね!