ソファにどっかり腰をおとすという習慣が、この一〇〇年のあいだに本能としてDNAに組み込まれたわけでもない。
座ってすごすことの多い現代の生活は、わたしたちの遺伝子と矛盾しているのだ。
出典:
『脳を鍛えるには運動しかない!:最新科学でわかった脳細胞の増やし方』
(ジョン J.レイティ,エリックヘイガーマン,日本放送出版協会,2009)
イスを廃し,スタンディングデスクを導入して,立っている時間が増えました。
結論としては,横になったり,イスに座っていた生活よりも,全体的に身体の調子はよくなったと思います。
ただ,足は疲れます。
大分慣れましたけれど。
一見すると座っているほうが楽そうに見えますが,座っている姿勢は腰への負担が半端ないです。
「自分を真上から見たときに,シルエットの面積が少ないほうが腰への負担が小さい姿勢」らしいです。
「ホンマでっか!?TV」でそんなことを言っていたような気がします。
例えば,座っているよりも立っているほうが真上からの見たときのシルエットの面積が少ないです(≒腰への負担が小さい)。
地面にあるモノを持ち上げるときも,腰を曲げて持ち上げるよりも,足をまげて持ち上げたほうがシルエットの面積が少ないです(≒腰への負担が小さい)。
上記の文章にもあるように,人間の身体は長時間座っているのに適した構造ではないと思います。
(長時間横になるのにも適していないと思います。長時間横になっていると,腰も頭も痛くなる。)
自らの身体を使って実践してみた結果,そう感じました。
二足歩行である人間に適した姿勢というのは,立っている状態,歩いている状態なのかもしれません。
長時間,座っている生活をしている方は,すこし立つ時間を増やしてはいかがでしょうか?
それぢゃね!