モノタロウの株主優待の書類が届いたので,適当に,工具と事務用品をポチッといた。
株主優待目当てで,株式を買い増ししたいのだけれども,そんな余裕資金はございませぬ――残念。
会社法改正により,株主総会資料をウェブ化する会社が増えております。
モノタロウの場合,議決権行使書と株主総会資料へのアクセスURLを,相変わらず,書面で送付するみたいなので,まだまだ微妙ですよねぃ。
ウェブ化への過渡期なので仕方ないと言えば仕方ないのですが,そのうち,全部のやり取りがウェブ上でされることになるでせう。
折角なので,ちょろっと解説しときまふか。
株主総会資料は書面により交付するのが原則ですが(会299Ⅱ,301Ⅰ),取締役が株主総会の招集手続きを行うときは,電子的措置をとる旨を定款で定めることができます(会325の2)。
この定めをすると,株主総会招集通知の発送の際,株主総会参考書類や議決権行使書面等の一定の書類の交付が不要となります(会325の4Ⅲ)。
書類の印刷代や郵送代などのコストを抑えることができます。
株主総会参考書類とか届いても,読まずに,そのままゴミ箱に捨てちゃってますからねぃ。
結構,いい紙を使っているので,毎回もったいないなぁ…と思います。
ちなみに,議決権行使書面が届いても,一回も使ったことがありません(汗)。
申請例も書いときますか。
株主総会で定款変更して,電子提供措置に関する規定を設けた場合を想定。
1. 登記の事由 電子提供措置に関する規定の設定
1. 登記すべき事項 年月日設定
電子適用措置に関する規定
当会社は株主総会の招集に際し,株主総会参考書類等の内容である情報について,電子提供措置を取るものとする。
1. 登録免許税 金3万円(←その他事項変更分)
1. 株主総会議事録 1通
株主リスト 1通
委任状 1通
それぢゃね!