会社法の条文を読んでいると,腐るほど「当該○○」という文言に出会います。
第四百五十二条
株式会社は、株主総会の決議によって、損失の処理、任意積立金の積立てその他の剰余金の処分(前目に定めるもの及び剰余金の配当その他株式会社の財産を処分するものを除く。)をすることができる。この場合においては、当該剰余金の処分の額その他の法務省令で定める事項を定めなければならない。
(ちょっとマニアックな条文でスマソ)
何となく,頭の中で「その○○」と変換して理解していたんですよねぃ。
調べてみたら,まぁ,それで間違いではありませんでした。
「当該」と似た言葉で「該当」というのがあります。
「当該」と「該当」って,何となく感覚で使い分けているとは思うのだけれども,その違いを説明しれ!と言われたらできないですよねぃ。
そこで,インターネット検索サイト「ゴーグル」で調べてみました。
よくまとまっているサイトがありましたので,リンクを貼っておきます(面倒臭がりwww)。
サクッと要約はしておきます。
意味:
・「当該」は「その」
・「該当」は「条件に当てはまる」
使い方の違い:
・「当該」は後ろに名詞が付く
・「該当」は「該当する」の後ろに名詞が付く
・「該当」の後ろに名詞が付くケースもある。使い方としては間違いではないが,「該当する○○」としたほうがわかりやすい。
それぢゃね!

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