司法書士試験の合格率は,近年,上昇しており,現在は概ね4~5%となっています。
上昇していると言っても,それでも合格率は4~5%なので,難易度は非常に高いです。
近年,合格率が上昇している原因は,端的に言ってしまうと司法書士不足(特に都市部)です。
法律系の士業の資格は,将来性が非常に良くないので,人気がダダ下がりの傾向にあります(AIで代替可能な仕事です)。
近年は,不況のせいもあって,若干,受験者数が増加の傾向にあるのですが,多分,長くは続かないでしょう。
資格のコスパがすこぶる悪いからです。
司法書士の資格よりも,もっとコスパのよい資格がたくさんあります。
司法書士になって,司法書士として働きたいと本気で思っている人以外には,はっきり言ってお勧めしません(マジに)。
ただ,まぁ,それでも,司法書士の求人は,売り手市場なので,40代でも正社員として,就職可能です。
また,仕事の振り幅も非常に広いので,将来性がないと言っても,工夫次第では全然食べていけると思います。
何より,独立しやすいです。
オイラは,それが目当てなんですけどねぃ。
ということで,今日の過去問いってみよう!
複数の会社による合同発行は,株式については認められていない。 〈H11-32-オ 〉
— アガルートアカデミー司法書士試験 (@AGAROOTshoshi) 2022年12月5日
解答:〇
解説:
株式については,複数の株式会社による合同発行は認められていない。
cf.
社債については,複数の会社による合同発行が認められている(会676⑫,会施規162①)。
資産は少ないが今後の成長が望める会社が資金を調達するために,十分な資産を有する会社の信用を利用して,その会社とともに合同して社債を発行する場合など,資金調達の便宜を図るため。
コメント:
知らなかった(汗)。
それぢゃね!