今期のアニメもクライマックスを迎え,終わりへと収束しつつあります。
はじめは面白いなぁ…と思って見ているのですが,やはりエンディングは予定調和になってしまいます。
エンディングを迎えるころには,最初の熱も冷めてしまっています。
仕方がないと言えば,仕方がないのだけれども,やっぱり物語のストックが増えてしまったからなのかもしれません。
(まぁ,物語のバリエーション自体,それほど多くないのだけれども…。)
ちょっぴり寂しいです。
アニメを視聴するコスパが,段々悪くなっています。
時間をかけて視聴したわりには,感動が少ない。
時間がもったいなかったかなぁ…と思うことが増えつつあります。
今期は視聴するアニメをかなり絞りました。
それでも,やぱりコスパが悪いなぁ…と思ってしまいました。
現代人は時間に追われることが多いです。
年々,加速度的に時間に追われるようになっている気がします。
アニメを視聴するために,30分の時間を確保する。
それにもタイムマネジメントしなければいけない人もいるかもしれません。
苦労して時間を確保したのに,それに見合った感動が得られないと,コスパが悪いと感じてしまいます。
「隙間時間に10分アニメを見る」だと,コスパが悪いとあまり感じません。
隙間時間は,労力を費やして確保した時間ではないからです。
「30分のアニメを10分ずつ3回に分けて,隙間時間に見ればいいぢゃん!」と思う人もいるかもしれません。
でも,それだと「3回見なければいけない」という強迫観念駆られてしまいます。
どんなに些細なことだろうと,ペンディング状態だと意思力を消費してしまいます。
読書だと,読むのを途中で中断するのはアリなのだけれども,アニメの視聴だと違和感を感じてしまいます。
読書とアニメ視聴の違いをちょっと書き出してみます。
≪読書≫
1. 読むスピードを自分でコントロールできる。
2. 読む範囲(順番)を自分でコントロールできる。
3. 能動的
4. 一回の読書で,最後まで一気に読むなんてことは,まずない。
基本的に読書は自分のコントロール下にあるような気がします。
能動的に関っているので,当然なのかもしれませんが。
≪アニメ≫
1. 見るスピードを自分でコントロールできない。
倍速で見る方法もありますが,アニメの見方としてちょっと邪道な気がします。
しかしながらノーマル・スピードで見ると,演出やストーリー展開に,冗長さを感じてしまいます。
矛盾しているぅぅぅう!!
2. 見る範囲(順番)を自分でコントロールできない。
基本的に1話から順番に見ていかないといけません。
読書でも,小説などのストーリーのあるものは順番に読んでいかないといけないですけどね。
3. 受動的
もちろん,能動的に見ることもできます。
4. 一度の視聴で,1話を最後まで見るという習慣がある。
なので,30分のアニメを何回かに分けて見ることに違和感があります。
「習慣」なので,慣れれば違和感がなくなるかもしれません。
などの違いにより,アニメを何回かに分けて見ることに違和感を感じてしまうのかもしれません。
多分きっと,オイラは性格的に拘束されている感が好きではないんですね。
なので,自分が拘束されてしまうメディア等が苦手なのかもしれません。
年々,まとまった時間を確保しにくくなっています。
何をするにも細切れ状態で処理しなくてはいけません。
世知辛い世の中になりましたな。
(※今までずっと「世知がない」と思っていたのだけれども「世知辛い」だったのですね。知らなかった。)
追記:
近年,漫画もネットで配信されるようになりました。
で,最初の数話だけ無料で公開されているぢゃないですか?
オイラ,その最初の数話だけで満足できちゃうんですよね。
(もちろん,続きや結末が気になる漫画もあります。)
なんつーか,最初の導入部分や設定が一番面白いんですよね。
結末とかは結構どうでもよかったりしますwww。
それぢゃね!