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『歯はみがいてはいけない』(森昭,講談社,2016)

『歯はみがいてはいけない』(森昭,講談社,2016)を読みました。

 

歯はみがいてはいけない (講談社+α新書)

歯はみがいてはいけない (講談社+α新書)

 

 

簡単に要約します。

 

「日本式の一日3回の歯磨き」が歯や歯ぐき(歯肉)をダメージを与え続け、歯周病を引き起こし、歯の喪失はもとより、口臭や全身病の原因になっています。

食後すぐに歯みがきをし、歯磨剤(歯みがき剤)を大量に使い、かつデンタルフロス(歯の間を清掃する細い糸)を使用しないという、日本人だけの“間違った歯みがき習慣”があなたの自己免疫力を奪っています。(p3)

 

要約しようと思ったけれども,冒頭の文章がすでに本書を要約していますねw。

 

なので,要約ではなく,ほんのちょっぴり詳しく見ていくことにしますw。

 

食後すぐに「食べかすとり歯磨き」をすることのデメリット。

  • 歯が削れてしまう
  • 唾液の恩恵を受けられなくなる

 

全身病として著者は下記の病気を挙げています。

 

まぁ,強引さはちょっと否めないですね(^_^;)。

相関関係と因果関係がごっちゃになっているところもあるような気もします。

 

歯みがきには二種類あります。

  • 食後に食べかすをとるための歯みがきは,「食べかすとり歯みがき」
  • プラークを除去することを意識する歯みがきは,「プラークコントロール

将来,全身病になったり,寝たきりになったりしないために必要なのはプラークコントロールです。

 

著者のすすめるプラークコントロールは下記のとおりです。

 

①起床後「デンタルフロス」+「音波歯ブラシ」〈3分〉

②朝食後「デンタルフロス」+「舌回し」〈1分〉

③昼食後「デンタルフロス」+「舌回し」〈1分〉

④寝る前「デンタルフロス」+「音波歯ブラシ」〈3分〉

⑤3~4ヵ月に一度、歯科衛生士によるプロフェッショナルな口腔ケアを受ける

 

 補足として、

・歯の着色が気になったら、たまに歯磨剤を使う

・歯ぐきの調子がよくなかったら、たまに歯磨剤を使う

 

(中略)

あくまで、デンタルフロスが主で、歯ブラシが補助的です。

 

「舌回し」という見慣れない用語が出てきましたね。

 

用語説明しておきます。

 

舌回し

① 口を閉じて舌を歯ぐきとく唇ちびるの間に置き、歯ぐきに沿ってぐるぐる回します。まず、舌先を右上のいちばん奥の歯ぐきと頬の間に置きます。歯の外側をなぞるように、右上奥から順番に左下奥へと舌を移動させます。左下奥から右下奥に舌を移動させて舌を回します。これを2回行います。

 

② 反対回しを行います。これも2回行います。

 

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ここまでが第1章,第2章です。

 

第3章「ある歯科医の告白」では,日本の歯科医療の問題点等を書いています。

 

それを受けて第4章では「寝たきりにならないための歯科医からの大胆な提案」をしています。

 

ま,そんな感じの内容です。

 

本書で,音波歯ブラシとしてフィリップス社の「ソニックケアシリーズ」が紹介されていました。

 

 

 

今度,買ってみようかなぁ…。

 

最近,物欲が止まらないw。

 

でも,デンタルケアとミニマリズムは共存するとは思うのです。

 

健康であれば,持ち物は少なくて済みますからね。

 

 

それぢゃね!